私達の時代では、いくつかの大災害を経験してきました。そこでは数日間、自力で生きなければいけない場面がありました。川越市仲町自治会では、これまでも災害に向けた食料品などの備蓄について話し合ってきました。しかしながら、食料品については各家庭で一定レベルの備蓄が可能なことから、特に町内施設では備蓄せず、緊急時には各家庭の備蓄品を分け与えることでの共助実現を考えています。
一方、災害時には、家屋崩落、停電や火災といったことも想定されますが、大災害時には消防隊は期待できず、震災直後は地域共助でしのがなければなりません。阪神大震災では、家屋崩落が起きていて、救助もできずに火災で亡くなった方もいらっしゃいました。私達の町でも、地域消防団の方々の力を借りつつも、一般市民もこれを傍観するだけではなく、みんなで積極的に救助や消火活動をも行う場面も想定しておくことが重要です。停電→消火用の水が出ない→延焼 といった場面も想定し、自家発電による貯水槽や川からの水の汲み上げ、それを使った消火活動も念頭に入れておきたいところです。
そこで、いざという時には、自宅用で準備していた備蓄品や防災品を共有し、救助、消火などの緊急時に持ち寄る仕組みづくり。電話が繋がらない時には衛星電話やアマチュア無線による隣県を介した救助要請も想定しておきたいと思います(仲町には災害時に心強いNTTさんもいらっしゃいます)。そこで、『ポータブル充電器、ポータブルソーラーパネル、ジャッキ、チェンソー、消火のための給水ポンプ、ホース、延長ケーブル、バケツ、飲料水、などなど』を、日頃から町内にどのくらいの装備が個人所有としてあるかを把握してリスト化し、緊急時には、それを仲町自治会館や鴉山稲荷神社境内に集約できたらと考えます。そのための物品リストや、”瞬時” に備品を借入れる『備品調達 緊急連絡システム』の構築が有効と考えます。町内に災害が起きなくても、隣接地域に一般市民が『救助支援に行く仕組み、行く勇気』が求められています。
『仲町 MinTプロジェクト(MinnaでTasukeau “仲町 MinT “)』 は、消防が来てくれないような大規模災害を想定し、少なくとも1週間は共助で生き抜く仕組み作りを作って行きたいと考えています。皆様のご理解とご協力をお願い致します。
この全国的にも前例のない『地域瞬時共助システム(MinT)』を、仲町から全国に広げていきましょう (^o^)/~~
災害時には各家庭の蓄電池やソーラーパネルが活躍します。猛暑、極寒時に、あなたは何日耐えられますか?